こだわったGorin Music Studioの発表会!?
こんにちは、Gorin Music Studioの神保 慎一郎です。
このブログではスタジオの様子や私神保が何を考えているのか?
どんな経験をしてきたか?
今何考えているのか?
そんな日記的なブログです。
どうぞお楽しみください。

【サポートメンバーについて】
前回も書いてますが、、、Gorin Music Studioの発表会のサポートメンバーは最強です。
実は発表会についてはちょっとした思いがありまして、、
Gorin Music Studioを立ち上げたときに決めました。
発表会をやろう!しかも最強のサポートメンバーで!他の楽器の生徒同士を組ませてはやらない!!
当時私はまだ楽器店にやとわれて講師をしていました。
楽器店の発表会はギター教室の生徒とボーカル教室の生徒、ベース、キーボードのそれぞれの生徒がバンドを組まされてステージに上がります。
そうするとどうなるか?
選曲はほぼボーカルの生徒。
ドラムの生徒にしてみれば「やりたい曲と違う」となります。
この時点で残念ながらテンション下がります。
で、、選曲した曲を数か月掛けて練習します。
あんまり楽しくない。自分の好きな曲だったら良いのですが、、、
で、、、例えば演奏の問題も発生したりします。
「この曲 ギター難しくて弾けない。。。」
で、、、本番。
本人たちは楽しそうですがお客さんはそうでなかったりします。
んーーーーなんか盛り上がらない。。。。。
でもお店の予算的なことを考えるとこれがベストか、、、
【ゴリンの発表会】
やとわれの身なのでお店の決めたルールの中で行うのでどうしようもない、あきらめの心境でした。
もっとステージって華やかな場所でワクワクドキドキするところなのに。。
もっと生徒さんたちを輝かせてあげたい
もっとテンションをマックスにしてあげたい
もっと見に来てくれた友達や家族から褒めれるようにしたい
ってことで、、、、ゴリン立ち上げたときに最強のメンバーのサポートで発表会をやる!!!って決めました。
でもこれって予算的にはかなりやせ我慢です。
メンバーのギャラも掛かりますし、、でも生徒さんがヒーローになれるなら!
そう決めてもう20年。
そう決めて良かった、後悔無しです。
生徒さんの演奏がプロ級に変わります
見に来てくれた家族や友達にとってみれば「いつもと違う かっこいい」
サポートのメンバーのお陰です。
見に来てくれたお客さんは飽きることがない。
お客さんにとって発表会は知らない人がばかりが演奏します。
でも生徒さんの演奏でも周りがしっかりしているの安心して聞いていられます。
ある時の生徒さんのお父さんとの発表会終了直後の会話。
「いやー〇〇さん(ご年配の生徒さん)の演奏は今年は泣けた。。」
「え?お知り合いですか?」
「全然知らない」
「どうゆうこと?」
「〇〇さんは去年〇〇って曲やってたよねー」
「え、、そんなこと覚えてるんですか?」
「もちろん!!発表会のプログラムを穴があくまで見てますから、、他の人の名前も覚えてますよ。知り合いじゃないけど。」
恐らくですが、、、他にもそんな人は何人かいると思います。
よしよし、、思惑通りになってきたって感じた瞬間でした。
【ワールドツアーの話】
さて前回のお話の続き。
喜多郎さんのツアーの参加が決まりリハに突入していきます。
曲を覚えるためにアメリカツアーを終えているバンドの本番の演奏資料をもらいます。
その資料は、、そもそもアメリカツアーで叩いていたドラムはだれ?
ツアーがスタートした時はドラマーは日本人です。
昔大ヒットを飛ばしたバンドのドラマーです。
昭和生まれの人ならだれでも知っているバンドです。
どんな事情があったかは知らないですが途中で外人のドラマーに変わりました。
私に渡された音源はその外人の演奏の音源です。
ツアー途中に呼ばれたその外人はリハもそこそこにショウに望んでいました。
その演奏がすごい。。。
何喰ったらそんなパワーが出るねん!?
説得力が強いのでバンドを全部引き寄せます。
この外人、ドン・ペリーって名前です。(ほんとです)
イギリスのプログレッシブバンドのジェスロタルって有名なバンドのドラマーです。
プログレッシブバンドと言うのは革新的なスタイルのロックバンドです。
拍子が4拍子でなかったり、普通とは違うコード進行使ったり、、そんなスタイルのロックバンドです。
当時は供促ビデオ出してました。
契約はアメリカツアーまででその後stingのツアーに参加したそうです。
そんなドラマーの後?
まじか?
おいおい、、大丈夫かおれ。。。。
さて、次回はリハに突入です。
なかなか知ることの無い世界的ミュージシャンのリハーサルはどんな感じか?お楽しみに!